カイロプラクティックの行く末は!!?
今年はホントに良い一年でした。読者のみなさまありがとうございます。
おかげさまでカイロプラクティックそのまんまサンシャインは、無事に年越しをすることができそうです。
これからも科学的なデータに基づいた、耳よりな健康情報をお届けいたしますので、よろしくお願いいたします。
今年最後のビッグニュースは、とくにお得なニュースです。
カイロプラクティックの特に慢性の疼痛の脊椎マニピュレーションは治療直後や、短期的な痛みの軽減にはなるが、長期的にみると科学的なデータはまだ弱い。
方法論と臨床像の多様性から試験結果は一貫せず、方法と報告の質の確保への努力が必要である。
これはマッサージや鍼灸にも当てはまることで、ほとんどの代替医療に、しっかりとした長期的なエビデンスはまだないのが現状。
AHRQのエビデンスレポート
Complementary and Alternative Therapies for Back Pain II
October 2010
http://www.ahrq.gov/downloads/pub/evidence/pdf/backpaincam/backcam2.pdf
いままでさまざまな、整体、カイロ、鍼灸、マッサージなどの施術を受けてこられた方も、施術後は快調でも、何日かするとすぐ戻ってしまった経験がある方も多いとおもいます。実際に症状を改善させていくのなら、アクティブケア、つまり患者さんご自身が日常で、ケアしていけるように、施術者がフォローしていかなければならないことを意味しています。
受身の気持ち良い治療時間が短くなって、あとは「はい、こう動いてください」「このような運動を自宅で行ってください」という光景を思い浮かべてください。
患者さんのリラックスする時間を削ってそうして行くのが、世界で勧められている腰痛治療です。
繰り返し痛みや、肩こりが起きてる方で、治療目的(実際に痛みやコリから解放されること)の場合、治療院選びの一つの判断としてこのような光景を憶えておくと、将来肩こり、腰痛に無駄な時間とお金をかけなくて済むようになる日が来る可能性が高くなりますよ。
もちろん代替医療を一つのリラクゼーションとして、気分転換の一つだと考えるのであれば、それはそれで大切なことですから決して否定はしません。
それではみなさま、良いお年をお迎えください。