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腰痛の予防には教育プログラムが優れている

ここ4年ほどの研究でも、心理社会教育の重要性が決定的になっているようですね。
われわれフィジカルにアプローチしている者からすると、少し残念に思う部分ですが、結果は結果です。

■健常者402名を腹筋強化運動+教育プログラム群と教育プログラム群の2群に割り付けて2年間追跡したRCTによると、両群間の腰痛発症率には差が認められなかったことから、腹筋強化運動は腰痛を予防できないことが判明。http://1.usa.gov/p3JqOY

 

■軍隊内での研究によるとコアの安定化より、簡単な心理社会教育の方が腰痛予防にすぐれているhttp://goo.gl/cdSyHG

ただ臨床をしていて気になるところは
例えば過去に何度も腰痛を繰り返していて、コアトレーニングが必要だとういうことでピラティスの個人レッスンを数年受けていた方が来院したことがあります。

当然必要な背骨のコントロールが出来ていると思っていましたが、検査をすると基本のコアの動きが身についていませんでした。
この方は職場の移動もあって、仕事の負担が減ったこともありますが、その後は大きな腰痛は1度だけしかありませんでした。

またイスラエルの徴兵制度の中の厳しい訓練を受けている女性が来院したときも、軍隊の中でピラティスなどのコアトレーニングはあるのだそうですが
実際の動きの中でコアの動きが活かされておらず、当院で再教育をしたこともあります。結果的に腰痛はなくなりました。

ですからケースバイケースで考えた方が良いと私は思います。

少なくとも心理教育だけを受けに来られる方は今のところ当院ではおりません。(当たり前か…)

米国整形外科学会による青少年の腰痛予防

アメリカでも腰痛が青少年に及んでいるようで、整形外科学会が青少年の腰痛予防を1月4日に啓発した。

やはり腰痛3分の2で原因特定できないようです。一応 非特異的(なんだかよくわからないけど)腰痛となります。

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以下引用

米国整形外科学会(AAOS)は1月4日、腰痛による小児や青少年の受診が増えているが、MRIなどでも痛みの正確な原因を特定できないケースがあるとする文献レビューを紹介し、腰痛予防に向けてヒントを提示した。Journal of the American Academy of Orthopaedic Surgeons誌1月号掲載。

若年者の腰痛で診断が付くものには、脊椎分離症、脊椎すべり症、脊柱後弯、不適切な環境やオーバートレーニングによる使いすぎ障害、椎間板ヘルニア、感染症などが多い。だが、腰痛の約3分の2は、診察や画像検査でも原因が判明しないという。

通常、鈍く疼くような腰痛で何らかの傷害による腰痛でなければ、安静にして抗炎症薬を服用すれば軽快するが、「脚までの脱力やしびれ、痛みを伴い、睡眠が妨げられたり、日に日に悪化しているようであれば、早急に受診すべき」と、研究著者のSuken A. Shah氏は注意を促している。

腰痛の予防や痛みの緩和に対するアドバイスは下記の通り。

【腰痛予防や痛みに対するアドバイス】
1.正しい姿勢を維持する
2.体幹筋力、柔軟性、有酸素性コンディショニングを維持する
3.定期的に運動し、身体を動かす生活を送る
4.重いバックパックを頻繁に使わない。両方のストラップを使って、重さが均一になるよう背負う

また、Shah氏は「理学療法や腹、腰、臀部近くの深層筋を強化すると、再発の可能性は低くなる」と指摘している。

関連リンク
Is your child’s achy back more than just growing pains?
http://newsroom.aaos.org/media-resources/Press-releases/is-your-childs-achy-back-more-than-just-growing-pains.htm

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結論的には成人の腰痛予防と同じですね。
臨床上健康的なコンディショニング、言い換えるとコンディショニングをしていこうという取り組みが長期にわたって極めて有効といえます。

運動習慣のないまま中年を迎えると、このコンディショニングしていこうという姿勢を作るのが困難になります。
習慣って恐ろしいものです。逆にいえば習慣を上手く使ってあげるといいです。

身体を動かすのが億劫だと感じる世代になる前には習慣は作りやすいもの。
深層筋の意識の仕方が解らない場合はいつでもご相談ください。基本的なことをみっちりお伝えします。

青少年諸君、今身体づくりをすることは一生の財産になります。きばってね♡

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