人とのつながりと健康の関係

2019年2月21日

助け合いの媒体

人とのつながりが、健康にどのような影響があるか考えるシンポジウムが開かれたようです。
 
東大大学院医学系研究科の近藤尚己准教授は、誰もが役割を持っていると自覚できる仕組みや仕掛けの重要性を説いている。
 
約7000人の対象者の社会的ネットワークの量(友人・知人・家族の数、交流頻度、教会や地域活動に参加しているかなど)を測定し、
長期間追跡調査した結果、つながりが最も少ない人の死亡率は、最も多い人よりも2―3倍という結果だそうです。
 
人とのつながりがなぜ健康にいい影響を及ぼすのか。
近藤氏は、「理屈的に言うと、ネットワークは助け合いの媒体。(身体的・精神的な)サポートをくれる人がたくさんいる人ほど、
 
心筋梗塞のような致死的な疾患からの回復が早かったというデータもある」と解説。
 
一方で、「過剰にサポートを受け過ぎると自分が役に立っているという感覚を失ってしまう。サポートを受けるだけでなく、与えることが日々の活力になり、
心も体も維持できることが分かっている」と話した。
 
また、町づくりなどでの人とのつながりを増やそうとする取り組みは、気を付けなければ、「仲間はずれ」を生み出し、健康格差を広げてしまう懸念もあると指摘した。
 
 
島村友太 氏報告
 
力まずにその場にいられれば、こころも楽になってくるのでしょうね。