WHO基準カイロプラクターの院長が腰痛・うつ病を回復させる方法を高いエビデンスレベルを元にお伝えします!

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腰痛などの痛みをとるエクササイズの考え方

痛みをとっていくエクササイズとは何でしょうか?

これは状況状況によってさまざまなのですが、基本的にはバランス良く有酸素運動と無酸素運動を行うことをお勧めします。運動をしている人で腰痛の方と全く運動をしていなくて腰痛の方ですと当然必要な運動の種類は違います。

上をみる女性

そしてぎっくり腰のような急性状態の時は運動は逆効果になります。

急性期1ヶ月以内は日常生活を維持するだけで充分

3週間くらいは無理な運動は厳禁

ぎっくり腰、むちうち、寝違いの状態の時は あえて運動をすすめていません。さまざまなデータがありますが、有酸素運動などは3週間経過してからお薦めすることはあります。

慢性の痛みは、続けられる運動を見つけることが大切

6週から12週は続ける

ヨガ

例えばヨガ

慢性痛の方で1.2週エクササイズを続けても効果がないという方がいますが、1.2週では効果がなくて当たり前。

慢性の痛みには、効果的なストレッチなどを最低でも6週間以上続けることが必要です。運動の結果得られた動きが日常生活に活かされるには時間がかかります。結構ながい期間ですよね。当院ではマッケンジー体操など手軽にできる運動を続けてもらうことが多いです。

検査や施術を受けると実感しやすいです

情報は多くございますので、適当なものをご自身でやってみるのも良いですし、われわれカイロプラクターの直接検査があったほうがどこがどうなっているか解かり易いですし、早く理解できるとおもいます。

 

理学療法に匹敵する効果のヨガ

12週目の時点で、ヨガ群と理学療法群ではいずれも教育群よりも大きな改善が認められた。臨床的に意味のある(つまり、日常生活に変化がみられるような)疼痛と障害の改善がみられた患者の割合は、教育群の23%に対し、ヨガ群では48%、理学療法群では37%だった。なお、ヨガ群と理学療法群の間には統計的に有意な差はなかった。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28631003

首・背中・腰の痛みと鬱・不安は供にあるもの

背中の痛みと精神的苦痛の併存は女性で11%

精神的苦痛と腰痛などの痛みが併存してある場合、回復率が26%と低くなるようです。もともと「痛み」というものは社会的な痛みであることも多く当然と言えば当然です。

精神的苦痛と体の痛みという二つの観点から人間を診るということが必要だということです。

背骨の痛みと精神的苦痛は関連するというエビデンス

両方診るのが普通 2013年11月ストックホルムでの調査

頚部や腰部の疼痛と精神的苦痛との相互作用に関する理解は、公衆衛生の観点から重要である。スウェーデン・カロリンスカ研究所のKari Paanalahti氏らは、大規模な地域住民を対象とした前向 きコホート研究を行いった。

脊椎痛および精神的苦痛の併存は、女性に多く、男女いずれにおいても回復が不良で、脊椎痛と精神的苦痛は双方向の関連性があることを確認した

約2万人への調査

本検討は、無作為に抽出したストックホルム在住の一般住民1万9,774人(18~84歳)を対象とし、調査開始時(2002年)および追跡調査時(2007年)に、郵送にてアンケート調査を行った。

調査開始時における脊椎痛と精神的苦痛の併存率は、女性11%、男性4%。

首腰痛のみ、精神的苦痛のみ いずれも女性のほうが多い

脊椎痛のみの有病率は女性20%、男性14%
精神的苦痛のみの有病率はそれぞれ女性15%、男性12%
いずれも女性で高率であった。

・追跡調査時5年後における回復率は、
脊椎痛と精神的苦痛が併存していた場合が(女性26%、男性27%
脊椎痛のみ(女性41%、男性44%)
精神的苦痛のみ(女性49%、男性52%)と比較して低かった。

・調査開始時に脊椎痛のみを有していた人のうち、追跡調査時に精神的苦痛も有していたのは女性24%、男性17%であった。

・調査開始時に精神的苦痛のみを有していた人のうち、追跡調査時に脊椎痛も有していたのは女性24%、男性20%であった。

脊椎痛は精神的苦痛の決定因子、精神的苦痛は脊椎痛の決定因子であることが認められた。(Paanalahti K et al. Spine J. 2013 Nov 18)

様々なリハビリで自己管理ができるようになることも必要

精神的苦痛をどのように捉えるかによって違うのですが、社会状況が変われば精神的苦痛も少なるということも考えられるでしょう。しかしそれは社会活動家や政治の範疇になるので、ここで論ずるのは止めておきましょう。個人で乗り越えられないことも多々あります。

あくまでも一治療院としてB to Cで関係できることについて書いていきます。

基本的には認知行動療法が必要

認知後療法にもいろいろありますが、痛みを取っていく上での認知後療法に基づく運動療法と考えていただいて結構です。

慢性腰痛には運動療法が不可欠だというエビデンス

昔は運動をしていたけど最近は全く身体を動かさない方や、学生時代から運動をしていない方はここが乗り越えなければならない部分です。当院ではオーダーメイドで運動療法と理学療法を併用して行っていきます。

慢性腰痛患者148名を対象に、30分間の理学療法群、1時間のマシンエクササイズ群、1時間の軽いエアロビクス群の3群に割り付けて6ヶ月間追跡したRCTによると、3群間の治療成績に差は認められなかった。
(Koes BW, Bouter LM et al.1992 Mar 9)

背骨の使い方を変えていく

ヨガやピラティスをやっていないと背骨一つ一つを意識して使うことは現代生活ではしません。リハビリテーションでは背骨の使い方を意識していくことも求められます。しかし腰痛、首痛などの慢性痛をお持ちの方は多くの場合運動不足です。

ランニングなどの運動習慣がある方でも偏った背骨の動きを繰り返していることにより一部分に負担がかかってしまい、その部分が痛んでいることも多いです。

その場合普段行っている運動を行えば行うほど痛んでいきます。リハビリが必要です。

もちろんカイロプラクティックアジャストメントも有効です

カイロプラクティックが有効であるという第1級の証拠

腰痛に対する脊椎マニピュレーションに関する37件のRCTを吟味した体系的レビューでは、研究デザインに不備があるために正確な評価は困難で、腰痛に対する有効性は科学的に証明できないが、たしかにある患者には効果が認められる。
(1996 Dec .Koes BW, Assendelft WJ et al)

過去の逆境体験も関係しています

軽度の逆境体験は有った方がいい

過去の不幸な出来事は明らかに慢性腰痛の危険因子ではあるが、両​者間にU字曲線が見られたことから軽度の逆境体験は保護的に働く​可能性が浮上。 慢性腰痛による疼痛障害が小さ​く医療の利用率も低いことが判明。(Pain. 2010 Sep;)

当たり前の話かもしれませんが、乗り越えられるような逆境体験であれば、むしろ人間を強くしますし人間というのは逆境を繰り返してここまで地球上で強い存在になってきたわけです。

乗り越えられないような逆境は精神的苦痛になり、社会的な痛みとして現れます。ここの辺りが時代とともに変化する忍耐性のような部分もあり世代間でかなり捉え方が違ってくると私は考えています。

そのようなことは論じても体験の差ですから大きな意味を持ちません。それよりは本人が一歩でも前へ、慌てなくてもいいので工夫をしてみるという遊び心が大切だと思います。

いずれにせよ各個人の「人生の危機」は慌てて医学的に対処してお薬や検査漬け、手術など慌てて「治そう」とするとロクなことはありません。それは統計的にも証明されていることです。

CTやX-線による椎間関節症診断は意味が無い

何度もお伝えします、画像診断は意味がありません。

慢性腰痛(3ヶ月以上持続)患者63名を対象に腰部椎間関節の変形をCTで調べた結果、痛みを有する患者と無症状の患者との間に有意差が認められなかったことから、CTは腰部椎間関節症の診断法として役立たないことが判明。(Spine -Phila Pa 1976. 1995 Apr 15)

腰痛未経験者にも腰骨の変形はあります

60歳の一般住民666名を対象に胸椎と腰椎のX線写真を分析した結果、腰痛経験者の58.7%に、未経験者の57.5%に変形性脊椎症が確認されたが、両群間の検出率に差はなかった。老化よる脊椎の変形は腰痛の原因ではない。http://1.usa.gov/kLY3o9

脊椎周辺の痛みと精神的苦痛は併存している方も多く、両方がそれぞれの発症因子になることが理解できたと思います。

医学的に考えると、脊椎の痛み、精神的苦痛と分けて考えることになるのですが、言ってしまえば元々人間はそういう生き物だということです。

精神的苦痛が続けば腰痛も併存するようになるし、腰痛が続けば精神的苦痛も訴えるようになってしまうので、気を付けたいところです。
両方ある場合は回復率が2割と低いので、どちらか一方の時に対処しておいた方が長い目でみて得策です。

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