WHO基準カイロプラクターの院長が腰痛・うつ病を回復させる方法を高いエビデンスレベルを元にお伝えします!

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重度の腰痛には鬱にも対応すべし

腰痛と脳や認知機能の関連は大手メディアでも数多く取り上げられるようになってきているので、お話ししやすい状況になったので感謝です。

そもそも慢性腰痛が不安や鬱病と関連が指摘されてきたのは2000年を過ぎたころからです。私達も供に勉強し、より良い臨床ができるように日々工夫をしています。

■慢性筋骨格系疼痛にうつ病と不安障害が併存する患者は疼痛の重症度が最も高い。一部の医師は疼痛の治療によってうつ病や不安障害も改善すると信じているが、もし医師が疼痛の治療だけに集中すれば誤診と過少治療に繋がる可能性がある。http://1.usa.gov/vndBSW

当たり前のように問診時に聞けるようになった「何かストレスはありますか?」という質問。特に回復が悪い患者さんや、重度の痛みを訴える方には必要な質問です。

一言で慢性腰痛といっても、心理状態、運動機能の状態は人それぞれ違います。機能低下している部分にスポットをあてつつ全体的に手当てをしていることが大切だと思います。

アングロサクソン以外の鬱病患者は身体の症状を主訴そして訴える傾向

■WHOの心理的問題に関するデータを用いて14ヶ国の患者25,916名を分析した結果、プライマリケアを訪れるうつ病患者の約70%は身体症状を主訴として受診しており、最も一般的な症状は疼痛に関連するものであることが判明。http://1.usa.gov/vztifY

これもご存じない方が多いのですが、腰が慢性的に痛いということは抑鬱状態であるともいえるのです。

臨床家の方々なら感じるところですが、痛みがあるから当然前向きにはなりづらいです。
それでもできることから新しいことを始めて、新しい動き、生活、価値観を構築していくことが慢性腰痛からの脱却には求められます。

人間的に生きよう

人間とコンピュータと大きな違いは、人間自体不完全なものですし、間違いもします。
人間はタスクを処理する為に生きている訳ではなく、画面の中にある枠組みだけで思想するものでもありません。

身体の動きもそうです。ロボットでは絶対にできない動きを人間はします。
スクリーンの中の動きを真似るのではなく、身体の中の感覚を養い、あなたにしかできない動きを感じていく、表現していく。

そんな方向性の生き方の中に、慢性腰痛からの脱却があるように私は思います。

 

多学問領域にまたがった慢性腰痛治療は男性には有効

男女差のある結果に

慢性腰痛患者に対する集学的治療をする場合、職場復帰という観点において、認知行動療法は軽めのメニューの方が良いという結果が出ているようです。ランダム化比較試験なので質の高いです。

エビデンスレベル

上から2番目の質の高い研究

■病欠している慢性腰痛患者195名を対象に、軽めの※集学的治療プログラム群・徹底的な集学的治療プログラム群・一般医の治療群に割り付けたランダム化比較試験によると、26か月のフォローアップで分かったことは、軽めの集学的治療プログラム群がもっとも有効だった。
http://goo.gl/tiAQaX
※集学的治療プログラムとは多くの学問領域にまたがって治療を行うことです。

この研究では徹底的な集学的治療プログラム(1日6時間、週5日のペースで行動療法・患者教育・PTによる運動療法)より、軽めの集学的治療プログラム(PTとナースによる1時間の運動療法・心理学者による恐怖回避行動に関する1時間の講習)のほうが職場復帰に効果があったわけですが、

それは男性のみで残念ながら女性にはまったく効果がみられませんでした。

女性に対してはさらに疾病行動・家庭環境・職場環境・仕事の満足度といった心理社会的因子への介入が必要と考えられます。

なぜか女性には有効とは言えない

不思議ですね。同じ人間のはずなのに、社会的な背景に違いがあるのか?そもそも価値観が違うので治るということに変化があるなんて。
よく女性に人気のある先生は、まるで恋人のように「紳士的に接している」といいます。

私などそのような要素は皆無ですから、ゴリゴリに治療しているのですが、この結果をみるとちょっと意識を変えた方がいいかも、と思いました。
いっしょう懸命一生懸命、さまざまな方法で治療していても結果は同じなら…

とはいえあくまでも職場復帰に限ったデータなので参考程度にしまーす。

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